宮城県気仙沼市を中心に活動する民間医療用多目的ヘリコプター「特定非営利活動法人オールラウンドヘリコプター」

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7月9日 読売新聞 宮城県版 にARHの記事が掲載されました

本日の読売新聞、宮城県内版に載せていただきました。
ありがとうございます。
誤解がないように補足させていただきますが、存続の危機とありますが、利益を目的としているわけではございません。
「儲からないからやめた!」と言ってこの地から引き揚げることは100%ございませんので、その点はご理解ください。
資金が厳しくなっても、運航を休止しながら資金を集めて再びこの地で再開します。
我々もさらに資金集めに努力する所存です。
地元の皆様、引き続きよろしくお願いいたします。

7月9日付 【読売新聞】宮城県内版 13版
「民間医療ヘリ存続危機」資金難 秋にも運航不能か
 震災で医師不足が進んだ過疎地の医療を支援するため、気仙沼市で2013年10月から運航されている県内唯一の民間医療用ヘリコプターが、存続の危機に直面している。運営するNPO法人が資金難に陥っているためで、収入の大半を占めていた団体からの支援も6月末に停止。今秋にも運航できなくなる可能性があり、「このままでは救える命も救えなくなる」と資金集めに奔走している。
 運営するのは、13年1月に設立された気仙沼市の「オールラウンドヘリコプター」。ヘリ1機を所有し、救急救命士や整備士、パイロットが常駐する。協定を結ぶ宮城、岩手両県の12病院や社会福祉法人などからの要請で出動し、患者を無償で近隣の高度医療機関に搬送する。
 これまでに26回出動し、多くの命を救ってきた。栗原市のトラック運転手の男性(62)もその一人。今年1月、気仙沼市で土砂の運搬中に背中の痛みに襲われ、近くの市立本吉病院に救急搬送された。大動脈の内壁がはがれる「胸部大動脈解離」と診断した医師はヘリの出動を要請。治療のできる仙台市の病院に約30分で搬送された。「陸路だと3時間かかるが、ヘリなら揺れも小さく、患者の負担も少ない。地方の医療は時間との闘いなので助かった」と本吉病院の斉藤稔哲院長は振り返る。男性も「ヘリが命をつなげてくれた」と感謝しきりだ。
 ただ、資金繰りは厳しい。昨期(2913年10月から14年9月)の経費は、整備費や人件費など6800万円。収入の8割は、災害活動への支援を行う公益社団法人「シビックフォース」(東京都)からの支援金に頼っていたが、支援期間が6月末で満了となった。継続するかどうかは未定という。
 今季は支援の終了を見越し、寄付金で経費を賄う予定だったが、寄附は目標の2割程度の1200万円にとどまり、4月20日から約1か月間、運航を休止した。元消防士で同NPO法人事務局長の渡部圭介さん(34)は「要請にこ応えられなかったのが苦しい。このままでは秋にも運航できなくなってしまうかもしれない」と危惧する。
 同NPOは大手飲料メーカーと協力し、1本買うごとに5円の寄付金が入る自動販売機の設置場所を増やしたり、気仙沼市内のヘリポートで雑貨を販売するイベントを開いて認知度アップに努めたりしている。渡部さんは「地域医療を支えるためにも協力してほしい」と話している。

民間医療用ヘリコプター
緊急性の高い患者の搬送に限られる公的なドクターヘリとは異なり、救急患者のほか、軽傷の患者を搬送するなど弾力的に運用できる。沖縄県や滋賀県、福岡県など、各地のNPO法人や医療機関が所有している。



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